グリップ交換時期と種類
ゴルフクラブとプレーヤーの唯一の接点であるグリップ。
今回は、グリップ交換時期の目安や、グリップの種類についてご紹介。
グリップの種類
現在発売されているグリップは大きく分けて種類のタイプがあります。それぞれの、メリット・デメリットをご紹介。
ラバー
ラバー素材のグリップは、 クラブメーカーの標準グリップとして装着されていることが多く使用率も安価な物も多いため使用率はぶっちぎりのナンバーワン。
代表的なグリップ:ゴルフプライド ツアーベルベット
コード入り(ハーフコード)
コードグリップも素材としては、 ラバー素材ではあるが表面にコードが織り込まれている。代表的なグリップ:ゴルフプライド MCC(マルチコンパウンド)
エラストマー
グリップ業界の中では新素材と言われる素材で、エラストマーが使われるようになり発色の良いグリップや、性能、フィーリングなどの種類が急激に増加した。代表的なグリップ:エリートグリップ Y360シリーズ
イオミック スティッキーシリーズ
素材によるメリット・デメリット
ラバー素材のメリットとデメリット
メリット- 晴れている時は摩擦係数が高いため滑りにくい。
- グリップ自体の値段も安価な物があるので気軽に交換できる。
- グリップを再利用する際にラバーの場合は伸びても戻るので再利用しやすい。
- エラストマー素材のグリップに比べるとすり減りにくい。
デメリット
- ラバーは水を吸収して含む為、雨の日は表面を拭いても滑りやすい。
- 練習やラウンドなどせず、放置しているだけでグリップが硬化してしまう。
エラストマーのメリットとデメリット
メリット- グリップに水が染み込まないので、雨の日も表面さえ拭けば滑らない。
- カラフルなグリップを選べる。
- 練習やラウンドなどせず、放置したままでも硬化しない。
デメリット
- ラバーに比べるとすり減りやすい。
- 1度伸びると戻らない為、再利用は基本的にできない。
グリップ交換時期の目安
交換時期はラウンド数などによって人それぞれになってしまうので、下の画像のような状態になる前に交換をしてもらえればと思います。ラバー
ラバーはすり減るよりも、硬化する方が早いことが多いのでグリップにテカリが見えて来た時が交換のタイミングです。月1回のラウンドをする人で年1回の交換が目安です。
エラストマー
エラストマーは硬化することはなく、 先にグリップがすり減るのでラバーより交換のタイミングは分かりやすいです。画像のようになる前に交換してください。まとめ
グリップについては、 店頭でもオススメや売れ筋などを聞かれることが多いです。ただ、手の大きさや皮膚の厚さ、 手汗が多いか少ないかなどシャフトなみに人それぞれだと思います。
シャフトはフィッティングを受けて選ぶのに、グリップは適当に選んでる。って人も多いと思いますが
一度、自分の感覚ににぴったり合うグリップを探してみるのもいかがでしょうか?
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